アスベスト試料採取
投稿日:2019.11.16 | コメントをどうぞ
今回、福岡県所有の共同住宅の解体工事に伴う実施設計業務を受託し、
今日は、その業務の一部として、
「アスベストを含有した建材を使用していないかを調べる調査」の工事監理業務を行いました。
アスベストを含んだ建材を解体する場合、人体に有害な粉塵が発生するため、
防護しながら解体工事を行う必要があります。
それを事前に調べることが今回の調査の目的です。
保護具を着用し、採取箇所を浸潤化します。
へらを使って試料をビニール袋に採取。
採取後の試料。
採取した箇所に粉塵の飛散を防止するスプレーをふり、採取完了です。
今日採取した試料は検査機関に送り、分析されます。
2週間程度でアスベストが含有された建材であるかの分析結果がでる予定です。
今回のような古い建造物には、アスベストが含有された建材を使用していることも多く、
その解体工事に伴い発生するアスベストは、問題となっており、
健康被害などが懸念されているようでした。